野鳥 PR

オナガが意外と身近に!街中・公園・農耕地で撮影したコツと魅力

木に留まっているオナガ
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

どうも、ながです。

最近暖かくなってきて野鳥たちも活発に活動するようになってきました。

その中でもやはり私が一番推したい野鳥はオナガです!

綺麗な水色の羽根に長くて上品な尾羽。その尾羽を動かす仕草などの外見も魅力的ですが、ギューイという独特な鳴き声なども好きなポイントです。中には鳴かなければいいなんて意見も聞きますが、オナガは鳴いてこそ愛おしいのです。

飛翔している姿もどことなく上品で、優雅に飛んでいきます。

そんな魅力いっぱいのオナガがどんなところで見られるのか。撮影する時はどんなことに気をつけているのか。狙い目の時間帯や実際に撮影した写真などを見て行っていただければと思います。

意外と身近な野鳥 オナガ

オナガの飛翔。飛翔の瞬間。

オナガってどんな鳥?

電線に留まるオナガたち。二人で同じ方向を見てますね。

オナガはスズメ目カラス科オナガ属に分類される野鳥です。

そんな堅い事を言われても…ですよね。
簡単に言えばカラスの仲間に分類されている鳥さんって事です。

見た目や鳴き声

看板に留まるオナガ。綺麗なフォルム!

尾羽が長いので全長全長はクチバシの先から尾羽の先までを指す)では約37cmとなりますが、実際の身体のサイズで言えばムクドリと同じくらいの大きさです。

基本的に群れで行動するので、見かける時はいつも数羽から20羽程度でいることが多く、「ギューイ」や「ゲーィ、キュキュキュ」とそれなりに大きく濁った声で鳴きます

他にも「キューイ」や「キュルルルル」といった甘い声も出します

離れた所で鳴いているオナガがいて、その方向に向かって行くオナガたちがいる。なんていう光景も見られるので、彼らが鳴き声でコミュニケーションを取っていることが見てとれます。

見た目はオス、メスともに同じで、行動の違いから性別を見分けるしかないのだとか。

オスは求愛行動としてメスに餌を持って行ったり、メスは卵を抱いたりとオス、あるいはメス特有の行動を見ることで見分けるのだそうです。

ちなみに、繁殖期の群れではつがいのいないオスや子育てが終わったオスなどが他のつがいのお手伝いをすることで知られています。

生息地

オナガは日本国内では青森県から岐阜県までの平地、農耕地、市街地などに住んでいる留鳥(季節による渡りをせず、一年中同じ場所で生活する鳥達の事)です。

関東地方では公園や街中、庭先などでも普通に見られ、意外と身近な野鳥なんですよ。

関西より西の地方には昔はいたそうですが、現在はいないそうで、関西バードウォッチャーの憧れの鳥なのだとか。

日本以外だとロシア東部、中国東部、朝鮮半島、ユーラシア大陸の東側。ヨーロッパのイベリア半島にも生息が確認されています

私の観察する限りではあるのですが、留鳥ではあるものの、季節によって行動圏を変えている印象はあります

秋まではこの辺によく来ていたのに…みたいなことがあるのです。

おそらく餌を取れるかどうか、身を隠せるかどうかなどが関わっているのだと思います。

実際にオナガの群れが移動する事は確認されていて、オナガが増えたり減ったりしている印象があるのも、この群れの移動が関わっているのではないかと言われているそうです。

オナガをシンボルにしている街

オナガをシンボルとしている街は意外とあり、東京都清瀬市東久留米市世田谷区の市、区の鳥に制定されています。

そして埼玉県狭山市千葉県柏市神奈川県横浜市瀬谷区大和市。そして福島県浅川町の市、区、町の鳥として制定されています。

オナガが大好き過ぎてオナガがシンボルにされている狭山市に引っ越したというのは私です。

街中や自然でのオナガの探し方と撮影のコツ

電柱に留まったオナガ意外と身近に。

オナガは身を隠せる木がある場所を好みますが、暗く茂った森や林よりも木がありつつも開けた場所に現れやすいです。

大きな都市公園などでも、木が生い茂っている場所よりも芝生の広場と林の境目辺りにいたり、街中なら電線に留まっていたりします。

他にも色々好みがあるようなので、写真とともにどんな場所でオナガを撮影できるのか私の経験をもとに解説していきます。

街中でオナガを探す

電線に留まっているオナガたち。電線に並んで留まっていたり。

街中と言えば、ハトやカラスくらいしか鳥を見かけるイメージがないかもしれません。

でも、意外とオナガもいるんです。

朝6時~8時くらいの間は野鳥たちが最も活発な時間

街中でも街路樹があるところや、お庭、小さくてもがあったりすると、その周辺に現れることがあります。

朝には盛んに鳴きながら群れで活動しているので見つけやすく撮影のチャンスも増えますよ!

公園でオナガを見つける

公園の芝生にオナガ。公園の芝生にて。
仲良しなオナガさんたちが撮れました。

公園にも来るオナガ。特に背の高い木(イチョウの木のような)があって、芝生があって…という公園には来ることが多いイメージがあります。

もちろん、その公園に人が少ない事が前提ではありますが。

小さな公園でもそういう特徴があれば来ますし、人が多い大きな都市公園でも木の高いところにいたりします。

早朝であれば人も少ないので、オナガが地面で採餌しているところを見られたりもしますよ。

林、農耕地での観察ポイント

茶畑にオナガ。近所の茶畑にて。

林と農耕地の境目のような場所もオナガの好みのようで、よく見かけます。

林の境目の電線に留まっているオナガたち。写真の外側左は畑。右は林。ここにはたくさんいます。

おそらく林の中にねぐらがあったりするのかもしれません。そのまま畑などで餌となる虫などを食べに行くのではないかと。

公園などと比べると薄暗かったりするので撮影の難易度は少し上がりますが、こういう場所もオナガがよく来るポイントです。

注意点として、畑や林道は私有地である事がほとんどです。公道でない限りは立ち入らない事が原則。

場合によっては住居侵入罪や軽犯罪法違反などで大変な事になってしまうので、土地の所有者に許可を取るか、入らないようにしましょう。

オナガ撮影におすすめのグッズ

オナガは警戒心が強く近づくと群れで逃げて行ってしまいます

なので、撮影するには望遠レンズや望遠機能が付いたカメラが必要になります。

もちろん、見るだけであればそんな機材は必要ないですが、撮影する場合は別です。

バードウォッチングを本格的にやるかどうか…という方にもおすすめのモノがありますので紹介していきます。

キヤノン Power Shot ZOOM

まずはこれをおすすめさせてください。

これは実際に私が愛用しているカメラで、望遠鏡とカメラが一緒になったというコンセプトの商品。

キヤノンさんのキャッチコピーは「撮れる、望遠鏡。」です。

値段はネットで2万5千円~3万5千円程度。

他のコンパクトデジタルカメラ(以下コンデジ)と比べてもかなりリーズナブルな価格です。

カメラは軽くて持ち運びがしやすく、使い方もシンプル。

望遠は三段階切り替えが可能(100/400mm光学、800mmデジタルズーム)で、スマホよりも鮮明に撮影が可能

800mmデジタルズーム時には画質が多少荒くなってしまいますが、野鳥を見つけて自身で撮影、記録を付けるという体験が可能です。

キヤノンPower Shot ZOOMについて過去に詳しく書いた記事がありますのでリンクを貼っておきます。参考にしてみてください。

キヤノン Power Shot SX740 HS

こちらも初心者におすすめなリーズナブルなコンデジ。

おすすめポイントとして

  • カメラ本体価格がリーズナブル
  • 軽量設計で気軽に持ち出せる
  • 光学40倍ズームで遠距離での撮影が可能
  • 4K動画撮影が可能
  • アプリ連携でスマホにすぐデータを転送できる

これらの特徴は、オナガを撮影するときに大事な事ばかりです。

特に遠距離撮影が可能な点は大切ですし、カメラが安いというのも挑戦しやすくていいですね。

キヤノン EOS M200

こちらはレンズ交換式のミラーレス一眼カメラ

一眼って大きくて持ち運びなども大変そうなイメージがありますが、こちらは小型で軽量なので、気軽に持ち運んで撮影を楽しめます

カメラ初心者に配慮した設計になっていてスマホのように直感的に操作が可能なのでぜひ手に取ってみていただきたいです。

レンズ交換式のちゃんとしたカメラはお高い…

そんな印象ですが、このカメラは本体が約8万円ほど。ダブルズームキットなる広角用レンズと望遠レンズも付いたキットだと15万円程で購入が可能でかなりリーズナブル

本格的に撮影を楽しみたい方には最初の一台にいいかもしれませんね。

ちなみに中古だと10万円以下でも手に入る可能性があります。ぜひ探してみてくださいね。

ニコン COOLPIX P950

言わずと知れた(?)ニコンのコンパクトデジタルカメラ。

その最大の魅力は光学83倍ズームというコンデジにしては圧倒的な超望遠なのです。

超望遠4K動画撮影などにも対応していて高画質。野鳥を撮影する際にはこの望遠と、ズームをしても画質が損なわれない事が大事ですので、ぜひオススメしたい一台です。

これがあれば警戒心の強い野鳥でも遠くからバッチリ撮影する事ができますよ。

オススメグッズまとめ

以下に紹介したグッズの特色を比較できるようまとめておきますので参考にしてみてください。

商品名価格特徴野鳥撮影のポイント
キヤノン PowerShot ZOOM約2.5~3.5万円望遠鏡型、145g、400mm光学ズーム街中や都市公園で散歩ついでに撮影、初心者でも簡単
キヤノン PowerShot SX740 HS約6.5~12万円40倍ズーム、4K動画、299g初心者向け。手に取りやすくどこにでも持ち運びやすい。
キヤノン EOS M200約8~15万円ミラーレス、高画質林でオナガを鮮明に、ゆくゆくは色んな野鳥を撮影できる
ニコン COOLPIX P950約8~12万円83倍ズーム、2000mm相当、1005g遠距離のオナガをド迫力、プロ並みの写真も狙える。

おわりに

木に留まっているオナガ。早朝に撮影したオナガ。

今回は私が一番大好きな野鳥であるオナガについて書かせていただきました。

友人などにオナガの事を聞いても「見た事ない」「こんな鳥がいるんだ~」と言われてしまう事もしばしば。

でも日本の関東圏なら本当に身近にいるんです。

オナガの鳴き声はわかりやすく、声も大きいので意識して探せば意外とすぐ見つかりますので、探してみてください。オススメは朝イチです。

朝は静かで鳥の鳴き声を頼りに探しやすいですよ。

群れで過ごす鳥なので、オナガ同士でしっかりコミュニケーションを取って暮らしていることも見てとれますし、そういう野生の一生懸命に生きているところが素敵で、自分も頑張らなきゃって思えるんです。

何より、可愛らしくて癒されます!

これからもオナガをはじめとした野鳥たちをたくさん見に行きます。

そのたびに、読者の方々と共有できればと思います!

Xでも野鳥写真や動画を投稿してますのでぜひ見て行ってください!

それではまた~!

POSTED COMMENT

いつものコンデジで花火撮影に挑戦してみた話|ながのブログ へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトは reCAPTCHA によって保護されており、Google のプライバシーポリシー および 利用規約 に適用されます。

reCaptcha の認証期間が終了しました。ページを再読み込みしてください。