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風邪を引いた日のこと

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こんにちは、ながです!

先日風邪を引きましてお仕事を一日休みました。

風邪くらいで…。って、真面目な人は思うかもしれませんが私の考えを書いておこうと思います。

経緯

まず今週前半のできごと。

私は今工場で働いているのですが、状況は忙しくないけれど暇でもないくらい。しかし肉体労働のはずなのに、帰ってご飯やお風呂を済ませた後、全然上手く眠れず平均睡眠時間が5時間前後。

そして週の後半に入り、台風が来た。そのタイミングで思いっきり体調を崩しました。

先週辺りから風邪が流行り始めていたのは知っていましたがまさか自分も風邪を引くとは…

休む前の日のお仕事

工場で作業中、鼻水が止まらない。鼻をすする度に胸に空気が溜まっていく。これが一番つらかった。

私は「呑気症」(どんきしょう)を持っているから。

呑気症というのは、空気嚥下症ともいって、大量の空気を呑み込むことによって、胃や食道、腸に空気がたまり、引き起こされる症状のことです。その結果、ゲップや腹部膨満感、ガスなどだけでなく、胸焼けや上腹部痛などの症状がみられることもあります。

オムロンヘルスケア様より抜粋

この症状のおかげで午前の作業中は「とにかく早く横になりたい」とずっと思っていました。

なんとか午前中を乗り越え、昼休憩がやってきた。その時間は昼食も摂らず、ひたすら横になっていました。

私の場合だけなのかはわかりませんが、空気で胸がつかえてくる時仰向けに横になると本当に楽になるのです。

まぁ綺麗にゲップが出せればそれで済むのかもしれないのですが、自力でゲップが出せないのです。というかコントロールができないのです。

おかげで胸に空気が溜まりっぱなしになり、胃も圧迫されて苦しくなります。

横になっていくらかマシになり、午後の仕事に入り3時休憩もまた横になる。

その後の仕事中も胃の違和感(空気が溜まったことによるもの)、そこからくる気持ち悪さなどを抱え、定時までなんとか乗り切って会社を出る。ドラッグストアへ寄って鼻風邪の市販薬を買いようやく帰宅。

やっぱり胸が苦しいので15分ほど玄関で横になってからご飯やシャワーなど済ませるべきことをやって、早めに布団に入りました。

その翌朝

起きてすぐに判断がつきました。

このまま出社したら昨日みたいにギリギリの体調で過ごすことになる。

なのでいつも通り朝早くに起きたものの、そのままゆっくり過ごし、朝7時過ぎに会社へ連絡。お休みすることに。

頑張れば出社することは可能でしたが、無理をすることになる。そう判断しての休みでしたので、ちょっとズル休みかな…、なんて後ろめたさはありました。

とはいえ埃、粉塵まみれの工場にあの体調で行けば間違いなくもっと悪化しただろうなと思います。

同調圧力に負けるな。

上記の通りの理由で休むと、きっと冒頭でも言った通り

ただの風邪だ。言い訳だ。ズル休みだ。

と言われてしまうでしょう。

そして、そう言われる事があると知っているからこそ、皆さん無理をしがちだと思います。

私もそうでした。

でも同じ程度の風邪を引いたとして、その人ごとに体質や持病があったりで、風邪がもたらす悪影響はだいぶ変わってきます。

今回はほんとにいい例かもしれません。

ただの鼻風邪を引いた私ですが、呑気症を持っているせいで全然仕事が出来なくなってしまう。こういう事もあるわけです。

私の苦しさは私にしかわからないし、あなたの苦しさはあなたにしかわからない。

だからこそ、多少ズルだろうが休める時には休んでいいと考えています。

むしろ「体調崩れてきたなぁ~」と感じた時点で無理せず定時退社するか、休んじゃった方が良いかなと。

悪化してから治す方がよほど時間もかかるし体力的にもキツいものがありますからね。

なので職場や学校の連中の言葉は無視して、体調が悪い時くらいは自身を優先してあげてください。

断る力をつけておこう

でもやっぱり申し訳ないし、仕事断ったりできないなって人。注意です。

断る力が無い場合、それに付け込んでいいようにあなたを利用してくる輩が出てくる可能性があり、そいつらに捕まったら悲惨なことになりかねないのです。

その断れないという優しさは美徳ですが、弱点でもあります

ちゃんと自分で今の状況を分析して、優先度が低いものは少しずつ断る練習をしていきましょう。

今回の話で言うと、仕事よりも体調を治す事の方が私にとって重要であったため、仕事を休んだということになります。

何故か。

仕事は他の人でも出来るから。私の体調を治すのは、医者か私しかいないから。

であれば必然的に優先されるのは自分の体調を治す事になるでしょう。

こういう考え方は様々な事に使えると考えています。

たまにしか会えない友人と会える日に、いつでも会える友人が遊ぼうと言ってきたら?

もちろんたまにしか会えない方が優先でしょう。(細かい条件は抜きにして)

もっと言えば、行きたくもない職場の飲み会より、仲間内での楽しい飲み会を優先するというのもアリじゃないかなと。極論かもしれませんが。

自分が大切にしたい事のために時間を使えるように、断る力を身に付けておくべきです。

休んだ翌日の仕事

翌日はだいぶ体調もマシになり、出社しました。

まず上司には、急に休んでしまったことを謝罪。その後はいつも通りに作業をこなし、残業は無かったので定時で上がりました。

結局はちゃんと言葉だけでも謝罪しておけば大体の事はなんとかなります

これは別に人を舐めているというわけではなく、そういう「対応をする」という事そのものが大事ということ。

休んだのに一言も挨拶が無かった時には「あいつ舐めてるな」って本当に思われるでしょう。

休みをもらう事は悪い事ではありません。その後に人としてちゃんとした対応が出来るかどうかです。

それでも、休んだり残業を断ったりするだけで機嫌を悪くする上司などは無視しましょう。

昔のバブルの時代で時が止まっている生きた化石みたいなものだと思っていれば大丈夫です。

あなた自身を大切にする事が、あなたの一番大切な仕事です。

おわりに

ここ最近でようやく働き方改革やワークライフバランス、職場における心理的安全性(職場など組織の中で自分の意見などを安心して発信することができる状態)などが叫ばれるようになりました。

今さら感は否めないと思いますが、それでも良くなっていることには変わりありません。

そして、そういう事に前向きな人もいれば、消極的で今まで通り働き詰めが正義という人もいるのは事実。

どちらがいいかは人それぞれだと思いますが、個人的にはそもそも体調を崩すような環境や人間関係などはドンドン減らしていくべきだと考えています。

個人個人で対応できる限界は違うし、考え方も異なります。

私みたいに、「正直ズル休みだよなぁ」と思いつつも、無理して仕事なんてしない!っていう人もいますから、思い出したら真似してみてください。案外なんとかなります。

できるだけ近い価値観の人たちとできるだけ楽しく働けるよう、これからも模索していくつもりです。

これを読んでくれている方々も、今より良い環境や人々と過ごせますよう祈っております

とにかく、無理は厳禁!

それでは、また!