こんにちは、ながです!
今日ですね、近所の美容室へ髪を切ってもらいに行ってきたんですよ。
そこの美容師さんと話がまぁ~弾んでしまったんですよね。今日はそんな話題です。
美容室での話
だいたい良いイメージがないですよね。美容室での会話って。
空知英秋さんの漫画、銀魂の神回と呼ばれる床屋の回のサブタイトルも「髪を切りながら交わされる美容師との会話は世界で一番どうでもいい」ですからね。共感した人も少なくないと思います。
が、今日はついつい話すのが楽しくなってしまったという私としては初めての経験でした。
もちろん、美容師さんと仲良くされている方は美容室に行くのが楽しみになるでしょう。
ただ私は、ちょっと人見知りがあるので髪が伸びてくると「美容室行かなきゃなぁ~」ってちょっと憂鬱になるのですよ。
でも前回髪を切っていただいたお店が初めて利用させてもらったところだったのですが、印象が良かったので今回もお願いしたのです。
で、なんだか美容室行くの久しぶりだなぁなんて考えていたのですが、この記事を書くにあたって調べてみたら、約4か月ぶりでした。そりゃ髪も長くなるわけで(笑)
話題
だいたいそういうところで交わされる話題なんてのは
仕事、学校、趣味、最近の出来事といった当たり障りのない話題になるでしょう。
今日の私も例に漏れず仕事の話題でした。
美容師と仕事の話
いやぁついついここ数日の愚痴を聞いてもらっちゃいましたね。(笑)
とはいえ美容師さんもノリノリでしたが。
愚痴といえばなのですが、普段どういう風に愚痴を言いますか?
嫌な事を感情そのままに言う?それとも面白おかしく話す?
これ、嫌な感情そのままで話すとあんまり良くないんじゃないかな~と。
人間って不思議なもので、感情は伝播するんです。
昔話をさせてください。
私が20歳の頃、当時付き合っていた彼女が専門学校に通っていて、その実習とレポートの作成が大変だと漏らしたことがありました。
その話を聞いていくと、どうやら実習後に先生と生徒でのミーティングがあり、そこでその日の実習内容についての発表をしなければならなかったそうです。
そして、彼女と同じ実習班の子がズルいと言うのです。
どういうことかを聞くと、彼女がまとめた実習記録を、そのズルい子がそのまま書き写して発表するのだそう。
そしてそれが許せなくて腹が立つんだっていうことでした。
その時の彼女のグチり方がもう感情むき出しで…
当時彼女がどれだけ頑張っていたかは伝わってきていたので、その内容だけでも十分に怒り心頭だった事でしょう。でも問題はそこじゃない。
そのむき出しの感情のまま愚痴をこぼされると、その悔しさや腹立たしさというものが私に伝播してきて、正直ちょっと震えるほどでした。
その後、彼女にはいくらでも話は聞く。そのかわり、あんまり怒ったまま話さないで?ってお願いしました。今は元気にしているだろうか…
っと、話がそれましたね。すみません。
もしかしたら似たような経験を持っている方もいるのではないでしょうか?
あとは分かりやすい例で言うと、会社でずーっとイライラとグチってる人とか。いますよね~。
そんな人と話したくなります?なりませんよね。だってこっちまで嫌な気分になりますもん。
で、まぁ今日は美容師さんと仕事のグチでやんわりと盛り上がって、時代の話に移り変わっていきました。
人見知りだと思っていたが。
そんなことないと言っていただきました。驚き。
美容師さんにも根拠はあるらしく、聞いてみました。
どうやら、今の若い子は本当に人見知りが多いよ!とのこと。
その美容室さんは成人式の着付けなども行っていて、地域密着型の美容室さんなので毎年けっこうな数のお客さんが来てくださるらしいのですが人見知りの新成人が年々増えているそう。
髪型のセットなども「どうしたい?」って聞いても「わからない」と返されるみたいで、その子の母親が「こんな感じにセットしてあげてほしい」って言ってくるのだとか。
美容師さんは「この子に聞いてるのに!」って内心モヤモヤするそうで、そんな時にはもう好き勝手に良い感じにセットするのだそう。
そしてそういうお客さんは会話のキャッチボールができないって言ってましたね。
話しかけても淡白な返事を返されて…終わっちゃうらしいです。
だから始終会話できていた私は全然マシだって言ってくれました。(笑)
雑談の楽しさよ。
ここ最近、転職活動でお堅い会話ばかりだったおかげで友人以外との雑談がかなり減っていました。
久しぶりにあまり堅くならなくていい状況での雑談が楽しくて…(笑)
その雑談の中で、オンライン面接にも積極的に応募しているという話をしたら、美容師さんの中でピンときたらしく「それだ!」って言っていましたね。
今の若い子が人見知りな理由の一つにそういったオンラインで済ませられるということが関係しているのではないかと言うのです。
確かに対面で話さなくなると少なからず影響があるのかもしれないなって感じました。
今の私としては話題の合わない会社の連中や、面接官とばかり話していたおかげで普通の雑談ってこんなに楽だったのかと感じました。
面接と同じように今までの体験した仕事の話をしていても苦にならなかったのが驚きでした。
やっぱり話す人、状況などで話しやすさがかなり変わるんだなぁと思いました。
個人店の美容室さんありがとう。
これに尽きます。
今までは実家の近くにある、ちょっとおしゃれな感じのお店にお世話になっていたのですが、そこよりも今住んでるところの近所の床屋っぽい雰囲気の美容室の方が良いなって思いました。
地域の人たちが多く利用するお店だからこそ、その地域の人たちに寄り添うような姿勢が見え隠れする。そんな雰囲気があります。
そういうお店に行ったときにはぜひ、くだらない事でも良いので雑談に花を咲かせてみましょうよ。
そこから自分の知らなかった事や価値観が聞けることも多々あります。
そういう思わぬ収穫はどこにあるかわかりませんから、前向きにお話ししてみましょう!
それでは、また!