どうも、ながです。
先週末、用事で地元に戻ったところ、なんとその日はあちこちで花火大会があったのです。
私の地元でも花火大会が行われるとの事で、友人と合流して少し見に行ってみることにしました。
そこで、せっかくならと思いいつも野鳥を撮る時に使っているコンデジ(キヤノンのPowerShot SX710HS)で、花火の撮影に挑戦してみました。
そこには、「思ってたよりも意外と綺麗に写るな」という発見と「コンデジの限界」という現実がありました…
今回はちょっと脱線して、野鳥ではなく花火を撮影してみたお話です。
※撮影した写真には見やすいよう適度に補正を入れています。
いつものコンデジで花火撮影に挑戦してみた話
花火を撮影してみて感じた、野鳥との難しさの違い
野鳥撮影も、素早く動く野鳥を探して見つけてサッと撮るという難しさがありますが、花火撮影ではまた違った種類の難しさがありました。それは…
シャッタースピードが遅くなりすぎる
花火は夕方から夜にかけて打ち上げますよね。つまり暗くなってしまうので、コンデジではシャッタースピードが遅くなります。
スマホカメラでも、夜撮影モードだとシャッターがゆ~っくりですよね?大雑把に例えるとあんなイメージです。
ですからシャッタースピードが下がり過ぎている状態で、シャッターを切ってももう花火が輝いた後、落ちていくところしか写っていない!という事が多かったです。
シャッターが遅い事を分かった上で、早めにシャッターを切るか、ISO感度を固定して、シャッタースピードが下がり過ぎないようにするといった工夫が必要でした。
人×花火の構図はスマホの方が良いかも?
友人が、花火と一緒に写真を撮ってほしいと言っていたので、挑戦してみたのですが、私のコンデジでは上手く撮れませんでした。
手前にいる人に焦点を当てると、奥で打ち上がる花火がただのライトみたいに白飛びしてしまうし、花火に焦点を当てると手前側にいる人の姿は黒潰れしてしまう。
別の友人がスマホで撮った写真は、手前に写る人にも、奥に上がった花火にもちょうどよく測光されていて、綺麗に写っていました。
最新のスマホのカメラは侮れませんね。人を撮影する事においては、10年前のコンデジよりは遥かに性能が良いのかもしれません。
ISO設定についての気付き
私は普段野鳥を撮影するときにはISO感度をオートに設定しています。
というのも私のカメラ、手動でISO感度の値を固定する際には、80、100、200、400、800、1600、3200しか無いのですが、オートにするとISO1000などの固定値には無い値で調整してくれたりするのです。
なのでオートにするとなんだかノイズが出てザラついた写真になるなって時や、暗すぎて被写体が綺麗に写らないなって時は手動で固定しますが、そうでない時はオートにしています。
で、今回の花火撮影の時なのですが、ISOオートだと光量が足りないとカメラが判断してシャッタースピードがめっちゃゆっくりになってしまったのです。
なので、ISO1600で固定したら、シャッタースピ―ドが1/20か1/40くらいで安定するようになったので、花火が満開になる少し前にシャッターを切るようにしたら安定して撮れるようになりました。
慣れるまでボツ写真だらけになりましたけどね。笑
撮った写真は作品とは言えないレベル…
残念ながら、撮影した写真は作品などと言えるレベルではありません。
人を被写体にした写真はボツ過ぎて消しちゃいましたし、残っていても写っているのは友達なのでここでは載せられません。ごめんなさい。
ただ、挑戦したからこそ分かった事もありました。
花火撮影がいかに難しいか
これは一番痛感したところです。
花火が一番綺麗に咲く一瞬を捉えないといけないので、シャッターのタイミングを合わせる事や、暗い中でもピント合わせやブレないような工夫などをしないといけないという難しさを生で感じられた気がします。
コンデジだから、というのもあるでしょうが、じゃあ一眼なら簡単に綺麗に撮れるか?と聞かれたら正直言って自信は無いです。それくらい難しいなと感じました。
野鳥撮影でも、今ピントを合わせなきゃ!みたいな瞬間はありますが、花火撮影はそれよりもっとシビアな感じがしました。
たぶんですが、花火の色によっても多少は感度だったりも変えたりしないと綺麗な写真にはならなかったりするんじゃないのか?など感じました。
もし実際に一眼レフなどで花火撮影をしている方が読んでくださったら、その辺も教えていただけると嬉しいです。
コンデジの性能限界が見えた気がする
コンデジは暗い場所での撮影には弱い。そういう記事を良く読みましたし、実際使っていてもそう感じる事は少なくありませんでした。
ですが、せっかくならと思って花火撮影にも挑戦した結果、確かにコンデジで花火撮影は向いてないかも?と思いました。
前述したように、シャッタースピードの問題や、測光についてもそうですし、おそらく花火を撮影するには不向きなレンズだったのかな?と、素人なりにそう感じました。
でも、まぁ写らない事はない!楽しむ事はできたし、良い経験になったなぁと思いました。
私が使っているカメラについて詳しく解説した記事がありますので、気になった方は読んでみてください!
おわりに
今回はちょっと脱線して、野鳥ではなく花火を撮影してみた感想を書いてみました。
うーん難しい!そう思ったのが一番大きいです。
暗い時間での撮影はこんなにも先読みでシャッターを切らないといけないんだな。と感じました。
もっと設定を変えてみても良かったかも?なんて思ったりもします。
何にせよ、普段撮らないものを撮るという刺激がなんだか新鮮で心地良かったです。
普段撮っているものは私のXアカウントでアップしていますので良かったら見てみてください!そちらでも楽しんでいただければ嬉しいです!
今回もここまで読んでいただきありがとうございました!
それでは、また。






