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「野鳥撮影=一眼レフ」が常識?いいえ、コンデジでも楽しめます!

筆者愛用のキヤノンのデジタルカメラ2台。
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

どうも、ながです。

SNSを見ていると、皆さんが一眼レフカメラなどで撮影した綺麗な野鳥の写真がたくさん流れてきて幸せです。

私もあんな綺麗な写真を撮りたいなぁと思ってはいますが、一眼レフやミラーレス一眼などの高い機材を買えるほどの金銭的な余裕は無い

しかし!カメラは一眼カメラだけじゃありません!

コンパクトデジタルカメラ、略してコンデジがあります。

「いやいや、野鳥撮影は一眼で望遠レンズが基本じゃないの?」という声が聞こえてきそうですがそんなことはありません!

今はコンデジでもズーム性能が高く野鳥を撮影する事が可能な機種もあるのです。

今回は、安価で携帯性も抜群なコンデジでの鳥見について書いていきます!

野鳥撮影=一眼カメラだけじゃないと証明します!

「野鳥撮影=一眼レフ」が常識?いいえ、コンデジでも楽しめます!

コンデジで野鳥撮影!メリットとデメリット

キヤノンのコンパクトデジタルカメラPowerShotSX710HSなが愛用キヤノンのコンデジ

まずはコンデジで野鳥を撮影するメリットとデメリットについて書いていきます。

初心者さんや、興味があるけど高い機材はちょっと…という方にはまずコンデジを持って鳥を探してみてほしいです。

小さくて軽く、持ち出しやすさは最強

私が推したい最大のポイントはこれです。

小さくて軽いので、上着のポケットにも簡単に入れられます。

なので、しっかり撮影したい時はもちろん、散歩のついでにでも野鳥を見つけたらすぐに撮影できます。

ポケットから出してすぐに撮影が出来る携帯性の高さはコンデジならではと言えるでしょう。

一眼カメラには無い手軽感がコンデジの強みです。

ズーム性能の進化と画質の限界

最近のコンデジはズーム性能もかなり優秀です。

ただ、限界までズームした時に画質が荒くなってしまったり、手ブレやシャッタースピードなどなど様々な要因で、撮りたい対象がブレてしまったりと、画質の面ではやはり一眼カメラに軍配が上がります

コンデジで撮影する場合、綺麗な写真を撮れる条件や、設定に慣れないと厳しい部分があります。

簡単に高画質な写真を撮れるわけではないのがコンデジのデメリットです。

設定の自由度と限界

機種による部分はあると思いますが、撮影時の設定も大切な要素です。

コンデジでも一眼カメラのように自分で絞り、シャッタースピードなどの細かい設定を変えて撮影を楽しむ事も機能的には出来ますが、オススメはしません。

というのも、一眼カメラにはそういった細かい設定を変える時、すぐに変えられるように専用のダイヤルやボタンが備わっているので、撮影中に素早く設定を変更し、ベストショットを狙えるのです。

しかし、コンデジでは設定変更は階層構造のメニューになっているため、まずは設定メニューを開いて、変更したい設定を選んで、そこから数値などを選んでいく必要があり、設定を変えることにそもそも時間が掛かり過ぎてしまうのです。

その代わり、自動モードが優秀なのはコンデジの強みです。

カメラ初心者専門用語も知らないのに設定なんか上手くできないですよね。

だったらまずは撮る事そのものに慣れてみませんか?

コンデジだったらカメラ任せの自動モードまあまあベストな写真にしてくれるのでガンガン撮影に出かければ、撮る事には慣れるはず!

やっていくうちに「シャッタースピードが」、とか「ISO感度が」、といったことが分かるようになってくるはずです。

まずは簡単手軽に撮影を体験するのが良いかと思います。

野鳥撮影は高い機材じゃなくてもOK!コンデジでも楽しめる理由

望遠レンズを付けたカメラを構える男性こういう大きなカメラ持った人の印象がありますよね。

野鳥撮影は、本格的なカメラにバズーカみたいな望遠レンズ。こんな印象はありませんか?

確かにあれが一番良い写真を撮りやすいのでしょう。

ただし、高い機材だけが全てじゃありません

コンデジだって十分な機材。そして何より大切なのは…

最も大切なのは「楽しむ心」

バードウォッチングで最も大切なのは、野鳥との出会いを楽しむ心です。

そりゃ高い機材で綺麗に撮りたいのはわかります。でも、撮影できなくても楽しいのがバードウォッチングの良いところです。

たまたま藪から一瞬だけ鳥が出てきたところを見た!とか、鳴き声だけは聴こえた!などの些細な事でさえ大切な野鳥との出会いのひとつ

まずはきっかけとして、コンデジ持って出かけて野鳥に会ってみませんか

SNSやブログでの「良い写真」は案外主観的なものです

今はSNSの普及で、自分が過ごしているところでは見られない野鳥の写真や動画が手軽に見られますよね。しかもみなさん撮影が上手で写真も動画もとても綺麗なんです。

でも、コンデジで撮ったものなんて…って引け目を感じる必要はありません。

超高画質や高性能は一部の人たちが求めるものであって、大多数の人は野鳥の「可愛らしさ」や「雰囲気」、「美しさ」などを見ているものです。

まず、コンデジでもなんでも撮影機材を持って出かける。そしてとりあえず撮ってみる。で、良いのが撮れたって思ったらSNSにアップしてみる

それを良いね!って共感してくれる人がどこかにはいるものです。

もし、誰も見てくれないなんて思ったら教えてください。私が見に行きます

もしこれを読んでくれているあなたが自慢したい写真や動画があったら教えてください。すぐに見に行きます!

機材にしばられず、まずは撮影に行きましょう!

ここで私が伝えたいのは、機材の良し悪しはともかく、まずは実際に足を運んで撮影してみようって事です。

野鳥撮影は、撮りたい野鳥の習性や、姿や鳴き声などの特徴を覚えた方が見つけやすく、撮りやすくなるものです。

なので、何度も足を運んで野鳥を観察する事が大切です。

コンデジじゃ物足りないってなったら、一眼にシフトアップしていくのがいいのかなと思います。

コンデジでも工夫次第で素敵な写真が撮れる

池で眠っていたマガモマガモさんの色の鮮やかさがしっかり撮れました。

高画質な写真が撮りたい場合、やはり一眼カメラに軍配が上がりますが、コンデジでも工夫すればそこそこ綺麗な写真を撮影する事は可能です。

多彩な撮影モードを上手く使えば、一眼ほどじゃないにせよ素敵な写真が撮影できますよ。

光の向きや時間帯を味方につける

一般的に、一眼に比べてコンデジは逆光に弱いです。

なので私は野鳥撮影に出かける時、まず日が出てる方に向かって、太陽を背にして鳥を探すようにしています。

そうすることで、出来る限り逆光になる事を避けています

もちろん、逆光を活かしてシルエット写真を撮るというのも1つの手ですね。

逆光になってしまう場合、コンデジの「測光方式」(画面内のどの部分の光を測るのか)を変更するのもアリです。

スポット測光」にすれば、被写体を重点的に測光してくれるので、ある程度きちんと撮れますよ。

連射モードで決定的瞬間を逃さない

コンデジで思い切りズームした際に、どうしてもシャッタースピードが下がりがちになります。

これはズームをすることによってレンズに光が入りにくくなり、でもカメラがなるべく明るく撮ろうとしてシャッタースピードを下げてしまうのです。その結果、手ブレが起きやすくなってしまいます

そのまま動いている野鳥を撮影するとブレて写ってしまいます

なので、連射モードにして撮影をすると綺麗にピントが合った瞬間の写真が撮れやすくなります。

それに、連射モードを活用する事で、鳥が飛び立つ瞬間も撮れるかもしれませんよ!

撮影後の補正で仕上がりが綺麗に

どうしてもコンデジでの撮影には限界があります。

カメラのセンサーが小さいなどの理由から、鮮やかな色の再現力が限られてしまうのです。

だからこそ、撮影して終わりではなくその写真を補正してあげましょう。

これはズルではなく、あなたが見た綺麗なものをもっと忠実に再現するためのものですから、罪悪感を持つ必要はありません

もちろん、補正の域を超える加工はどうかとは思いますが、自然な補正であれば問題ありません

たとえばこのカラスさんの写真。

石神井公園で撮影したカラス。補正前。補正前の写真です。

補正前は少し色が薄い感じがしませんか?

これを補正してあげると…

石神井公園で撮影したカラス。補正後。補正をしたらこんなに色が鮮やかに!

自然な色味が出てきました!

こんな風に、程よい補正で撮影した写真をもっと綺麗に仕上げてみてください。

画像加工ソフトなどは必要ありません。スマホやパソコンに元々備わっている編集機能を使って、画像の明るさや彩度を調整するだけでOKです。

最近では自動で補正してくれる機能もあるので、写真によっては自動補正をクリックするだけでとても綺麗に仕上がりますよ。ぜひ試してみてください。

野鳥撮影にオススメのコンデジ3選

じゃあどんなコンデジが野鳥撮影に向いているのかという参考までに、3つのカメラをピックアップしてみました。

これらのカメラを買ってみるも良し、これらのモデルより前のモデルを中古で購入するも良し。参考になればいいなと思います!

キヤノン PowerShotSX740HS

まずは私の愛用するSX710HSの後継機であるPowerShotSX740HSです。

なんと言ってもポケットに収まるほどのコンパクトさで光学40倍ズーム、4K動画撮影が可能で、ズームにも画質にもこだわったカメラです。

軽くてコンパクトなのでお散歩しながらでもさっと撮影が可能です。

これよりも前のモデルなら中古で3万~8万円ほどで出回っているので、それらも合わせてチェックしてみてください。

ニコン COOLPIX A1000

こちらは正規の販売が終了している製品ですが、中古市場にはまだ出回っています。

光学35倍ズームを備え、野鳥撮影などに必要な望遠での撮影が可能です。

こちらもポケットに収まるコンパクト設計なので、いつでもすぐに持ち出して撮影に出かけることができます。

私も中古のコンデジを購入して撮影に出かけているくらいなので、参考までにどうぞ。

ニコン COOLPIX P950

コンデジの域をはるかに超えた超望遠モデル。

光学83倍ズームという驚異的なズーム性能を誇るニコンのコンデジです。

しかも、動画撮影においては4K UHDでの撮影が可能

野鳥のみならず、月や飛行機など遠い被写体もバッチリ捉えてくれる高性能モデルです。

おわりに

今回は、野鳥撮影=一眼カメラという常識を否定し、コンデジでも楽しめるんだ!という事について書かせていただきました。

もちろん、画質や写真の色の表現力は一眼カメラには敵いませんが、持ち出しやすさや気軽さなどの機動力がコンデジの強みです。

コンデジ1台持って散歩に行けば、野鳥や草花を気軽にささっと撮影できるのでお散歩の楽しみが増えること間違いなし!

中古なら5万円以下でも購入が可能なので、興味がある方にはぜひ探してみてほしいです。

今回書いた他にも、こういう風に撮影して上手くいったよ。などがあればぜひコメント欄で教えてくれると嬉しいです。

私のXアカウントでも野鳥写真をアップしています!そちらでも楽しんでいただければ嬉しいです!

それでは、また。

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